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体においしい水

08.15.2014, ミネラルウォーター, by .

スーパーやコンビニのミネラルウォーターコーナーを見ると、年々商品の数も増え、売場も広くなっている。このようにミネラルウォーターが伸びている背景には、水道水がまずくなったということや、人々が安全性に不安を感じていることがあるが、ではミネラルウォーターと称するボトル水が、本当に体にいい、おいしい水か検証してみると、多くの問題や疑問が浮かんでくる。

人々がミネラルウォーターについて抱いているイメージは、「健康によいミネラル成分が豊富な水」「汚されていない大自然から生まれた天然水」「山奥の井戸から汲んだ名水」などで、メーカーのコマーシャルやパンフレットも、そのようなイメージを連想させる、写真やコピーがちりばめられている。確かに体にいいミネラル成分が豊富に含まれ、汚染のない清浄な水で、しかもおいしいと評判の名水が手軽に飲めるなら、ボトル一本二百数十円の水でも高くないと誰もが考えるだろう。

水に含まれるミネラルは、地上に降り注いだ雨が川を流れ、地下に浸透する過程で接する岩石や鉱物、土壌などの成分が溶けたもので、接触する時間が長いほどミネラル分の濃い水になる。ところが日本は地形が急で、水はすぐ海に流れ下ってしまうため、接触する時間は短い。また鉱物が少ない土壌のため、地下水でもヨーロッパなどに比べるとミネラル成分はかなり少ない。したがって国内で採水されたものは、ミネラル成分の含有量は水道水とあまり差がなく、「健康によいミネラル成分豊富な水」とはとてもいえない普通の水だ。

これに対して、フランスやイタリア、イギリスなどで採水された輸入品は、日本のものに比べるとミネラル成分が大量に含まれていて、名前通りの商品が多い。ただミネラルが多い水を飲むと喉ごしはさわやかでなく、あまりおいしくは感じられない。またお茶やコーヒー、料理用の水としても不向きだ。囗当たりがよく、調理用に合うのは国内産の商品で、おいしくて体によく、調理に使えば料理もおいしくなるという水はない。

地球環境に対する関心の高まりを受けて、「天然」「自然」といった肩書きを付けた商品が多い。その中でもミネラルウォーターは、そのほとんどが「天然水」「自然水」を謳っている。受けるイメージは、人手が全く加えられていない自然そのままの水を連想するが、国内産の商品は、農林水産省の規格により、ろ過、加熱殺菌が義稗づけられているので、人手が加えられた水でなければ販売することはできない。

また天然水商品の多くは、山奥の井戸や湧き水をボトリングしたピュアなイメージを売り物にしているが、都会からかなり離れた場所の地下水や湧き水でも、汚染されている場合がある。汚染の心配がないというとかなりの山奥で、そこから水を運んだら物流コストがかかり、価格の面で無理かと思われる。このような疑問を払拭するには、採水地の正確な表示が望まれるが、流通している商品の多くは漠然としたあいまいな表示か、または全く記載のないものもあり、不安を感じないわけにはいかない。

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